技術プログラム委員会会長のメッセージ
2007年燃料電池セミナーにようこそ!
1975年の発足以来、当セミナーは燃料電池の技術、市場、応用、実証の結果について、重要な技術情報を提供してきました。その使命を果たすべく、今回のセミナーは商業化に対する開発、技術調査や進捗の最新情報を得る絶好の場所となっています。
今年のセミナーのテーマは“燃料電池、エネルギー独立への道 Fuel Cell: On the Path to Energy Independence”* であります。エネルギーの確保、地球の気候変化は、エネルギー分野での二つの最も重要な課題であり、燃料電池はそれらの課題に解決策を提供できます。燃料電池の研究者はこうした新しい課題や市場のニーズを理解する必要があります。
当セミナーは、燃料電池の自動車及び電力部門への導入展望についての招待講演者の活気ある講演で開始されます。また、地球の気候変化の問題に対し、クリーンで高効率な燃料電池がいかに有効であるかの講演があります。更に、USFCCのボブ・ローズ氏から米国燃料電池産業の現状について最近の報告を聞くことができます。
テクニカルプログラムに関しては、今年はセッショントラックを三つから四つに拡げます。三つのセッションは低温形及び高温形燃料電池の研究開発、 燃料電池自動車、定置用燃料電池、ポータブル燃料電池を網羅し、且ついろいろな燃料電池関係者に対して興味が持てるように編成されます。新規の第4のセッションは燃料電池市場、政府および環境関連プロジェクトの資金に関する経済的考察、生産性の向上などのトピックを取り上げます。第4セッションは製品開発及び商業化に携わる会社にとって特に興味深いものです。
当セミナーは、優れたテクニカルセッションとポスターセッションを提供し、気楽に研究者が成果や進捗状況を発表し、討論する機会を持つことができます。
当セミナーの一日前には、昨年に続き今年も一連の、ショートコース(講習会)を提供します。米国燃料電池研究センター、米国電気化学協会、および米国水素協会による、燃料電池の基礎と製造、燃料電池の電気化学、および水素の取扱い技術に関するのショートコースがあります。また、今年初めて“燃料電池コージェネ技術”に関するショートコースがもたれます。
最後に、ネットワーク作りは当セミナーの出席者にとって大きな利点です。今年は月曜日の夜に、展示会場にて伝統的な歓迎会を行い、またメーカーの歓迎会は水曜日の夜に開催されます。展示会場は本物の燃料電池ハードウエア、部品、システムを見たり、ネットワークを広げビジネスをするには最高のチャンスであります。
2007年燃料電池セミナー テクニカルプログラム及びテクニカルデモンストレーション委員会を代表して、2007年のセミナーのご参加を歓迎申し上げます。また本セミナーが燃料電池の開発を促進し、化石燃料に縛られたエネルギー社会からの独立に寄与することを願っています。
当テクニカルプログラムに関し、更なるご案内を間もなくお届けします。
ダン ラスラー エレクトリック パワー リサーチ インスティチュート 2007年燃料電池セミナー テクニカル プログラム会長
〔*訳者注: Alamo、on the path to independenceをもじったもの。 開催地サン・アントニオはメキシコからの独立のために戦ったアラモ砦で有名〕



